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ECサイトを運営していると、どんどんやることが増えていきます。
もちろん売上を上げるために、「やれること」「やりたいこと」を進めていくことは大切です。
一方で、作業が増えた分だけ売上に転化されているでしょうか。
現場に疲弊感が漂っているのはなぜでしょうか。
今回は、そのことについて少し掘り下げてみたいと思います。
日々、EC運営の現場では数多くの業務が行われています。
どれも必要な業務です。
しかし、売上が思うように伸びない時ほど、
「とにかく何かやらなければ」
という心理が働きます。
販促施策の頻度を増やしたり、新しいツールを導入したり、新しい取り組みに手を広げたり。
その結果、作業量と成果が比例しなくなってしまうことがあります。
EC業界は選択肢が多い業界です。
だからこそ、気が付くと「あれもこれも」と抱え込みやすいのかもしれません。
私の経験では、売上が伸びている時ほど「商品」と「顧客」をよく見ています。
一方で停滞期になると、作業の悪循環に入りやすくなります。
現場はいつも一生懸命です。
だからこそ厄介です。
頑張っていないわけではありません。
むしろ頑張っている。
ただ、「観察して考える時間」が失われてしまっているのです。
私は、この状態はできるだけ早く抜け出す必要があると思っています。
AIの登場によって、これから多くの作業は自動化されていくでしょう。
文章作成。
画像作成。
情報整理。
レポート作成。
以前は時間のかかっていた作業も、短時間で実行できるようになります。
そして、AIを使いこなす企業は今まで以上のスピードで施策を打ってくるはずです。
そのような時代に、
「作業をたくさんこなすこと」
だけで差別化できるでしょうか。
私は難しいと感じています。
これからのEC運営は、作業量で競争する時代ではなくなると思います。
むしろ重要になるのは、
「何を観察するか」
ではないでしょうか。
例えば、
こうした事実の中に、次の改善のヒントがあります。
競合の動向や大手ECモールのキャンペーンを見ていると、つい様々な施策に反応したくなります。
しかし本質はもっとシンプルです。
商品と顧客の関係を観察すること。
そして、その関係をより良くすること。
EC運営に必要なのは、忙しさではなく「観察する余白」なのかもしれません。
もし今、やることが増え続けていると感じているなら、一度立ち止まって考えてみてください。
増やすべきものは施策ではなく、商品と顧客を見つめる時間なのかもしれません。